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無重力空間の実験で、犠牲になったメダカたち。
April 10, 2017

2012年10月、3名の宇宙飛行士と32匹のメダカが国際宇宙ステーション(ISS)に向かった。
船長のKevin Fordを筆頭にロシアのコスモノート、Evgeny TarelkinとOleg Novitskiyである。
メダカは淡水系で東南アジアが源と言われているが、微重力空間が水の生態系にいかなる影響を及ぼすかを観察するために召集されたのだ。特に重力を感じない世界で骨格系にどのような変化が起きるか、これが大命題である。
メダカたちは宇宙環境や科学的見地からも理想的な候補者と目された。なぜなら、彼らは透明度が高く体内器官の働きを把握しやすいのである。
やがてISSに到着、小魚たちはJAXAが準備した水槽に移された。そしてその後、このメダカたちはどうなったのだろうか?気になるところだが、2013年2月20日ISSの乗組員が地上240マイル(384キロ)離れた地点からこの疑問にライブで答えてくれた。
「ほとんどが死んでしまった」
犠牲になった何匹かは、地球に戻り標本として保存されている。日本の研究者はメダカを調査対象にすることで、宇宙における骨の退化の原因を追究している。
そこで私たちが知っておくべきことー水の生物も科学の研究に寄与してくれている。
ちなみに1994年7月、向井千秋さんが雌雄4匹のメダカとともに「コロンビア」に乗り込み、無事15日間のミッションを終えて帰還されました。メダカは無事に産卵し、宇宙メダカが誕生しています。
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